シスタースマイル ドミニクの歌 [DVD]
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これを観たのは2ヶ月ぐらい前だけど、印象に残ってました。最近の、フランス(これはベルギーが舞台だけど)の伝記モノの映画は、寂しい終わり方をするのが多い気がするけど、これは特に寂しかったです・・。
修道院に入る時点で「この主人公、向いてなさそう・・。大丈夫かな?」と思っちゃったのですが、やっぱり向いていません・・。DVDのジャケットにもなってる、修道院で女の子たちと歌ってるあたりが一番幸せそうなのだけど、こんなところで止まってはいられない、新しいことを求めて前に進んでしまう性格なのです。
感想を読んでると「共感できない」みたいなのが多かったのだけど・・。
自分のやりたいことと、自分の持っている性質が一致しないことの辛さみたいなの、私は分かる気がする。自分の決めた道を進んで、そして失敗しても「自己責任」と突き放される。この展開は悲しいです。
50、60年代の様子も可愛かったなぁ。
ブラッサンスの歌を聴きながら一緒に歌ったり、フランス・ギャルのレコードと並べて売られているシスタースマイルのレコード。
アニー役の女優さんは、「トト・ザ・ヒーロー」のアリス役ですよね!?面影が残ってます。